スーツを着ると背筋が伸びる

ゆるい服が好き。

今年は茶色の服を着たい気分だったけど、一着も買わなかった。

 

クリスマスイブに彼女と下北に出かけて、古着屋さんをめぐった。

 

古着に手を伸ばしたいっていう興味はあったものの食わず嫌いをしていたので、

「なんでもっと早く来なかったんだ」

って後悔した。

 

それくらい古着は魅力的で、古着屋巡りがとても楽しかった。

 

 

たくさん置いてあるから最初は混乱したけど、いざ手に取ってみると、こんな着方したらオシャレだな、とかこれは似合わないな、みたいな感じで服と対話することができた。

 

その日、ぼくはパンツとインナーとアウターとメガネを1つずつ買った。

 

最初は彼女がこれ似合いそう!って選んでくれて、実際に自分も満足したんだけど、買うか迷ってたら彼女から「なおきが本当に好きなら買ったらいいと思うよ。」って言われた。

 

 

ああ、そうか。それでいいのか。

ということで、とても気に入ったので買うことにした。何を迷ってたんだ自分。

 

 

まあ、そんなことがあったのだが、昨日は初めて就活の面接というものを受けてきた。

結果から言えばとても気楽に話すことができた。

 

というのも面接に対して、就活生がいかに面接官の希望する回答を言えるかゲームみたいなイメージを抱いていたのだが、今回の面接官はぼくに何も求めていなかったからだ。

 

それなりに判断基準はあると思うけど、あの面接官はその上でぼくと対話をするように目の前に座っていたはず。

 

 

約半年ぶりにスーツを着て覚えた印象は着心地の悪さだった。でも、やっぱり自然と背筋は伸びる。

 

今まではスーツを着ると、決まって緊張していたけど、昨日を振り返ってみると着心地がどうのこうのと考えられる程度には自然体でいられたことに気がついた。

 

 

ああ、少しずつだけど本当に変化してる…。

 

最近は毎日そう感じる。今はまだかすかな変化だけど、これが少しずつ自信につながっていくんだろうと思うと、毎日がとても楽しいし、ウキウキする。

 

 

自信がついて強くなったら、本当の意味で人のことを思って行動できる人になりたい。それってすごくカッコいいなって思う。

 

 

まあ、気楽に生きていこう。

たくさん人に会おう。